2004年に発売された、「ココロオドル」という大ヒット曲を覚えていますか?そう、あの人気ヒップホップユニット「nobodyknows+」の代表曲ですね!
当時大流行したヒップホップミュージックを代表する軽快なテンポと、1度聞くだけで耳に残るポップなメロディーと歌詞は、若年層を中心に大ヒット。前向きに楽しく生きよう!というメッセージ性が心に響く曲でしたよね。当時はカラオケや体育祭などで採用されたり、携帯電話の着信音「着うた」ダウンロードランキングでミリオンヒットを叩き出すなど、知らない人はいないほどの人気曲となりました。そんな「ココロオドル」の発売から20年弱が経つ現在、nobodyknows+ メンバーは何をしているのでしょうか?
今何してる?nobodyknows+ メンバー
DJ MITSU(50歳)
グループ結成当初からの古株nobodyknows+ メンバーであり、リーダー。今現在は、nobodyknows+が所属するレーベルの設立者であり、会社の代表も務めています。ナゴヤドームで使われる映像楽曲の提供や、音楽関係のプロデュース事業にも取り組んでいるそうですよ。
HIDDEN FISH(43歳)
何度も改名を重ね、今現在は「ホクロマン半ライス!!!」という名前が正式だという元・HIDDEN FISHさん。地元・名古屋で音楽イベントやライブ活動をしながら、飲食店を経営しているそうです。
crystal boy(45歳)
nobodyknows+時代は、あのchemistryの「君をさがしてた」という楽曲に「シーモネーター」名義で参加するなど、ラッパーとして精力的に活動していたcrystal boyさん。そのファッションセンスは当時から注目されており、かつてはセレクトショップをオープンさせていたこともあるのだとか。今現在はnobodyknows+としての活動がメインだそうです。
ヤス一番?(44歳)
16歳という若さでデビューしているヤス一番?さん。現在は飲食店を経営しているそうですが、店頭に立って積極的に接客もこなしており、ファンも多く訪れるのだとか。それだけでなく、食材にこだわり味にも定評のある料理を提供しているそうですよ。ヤス一番?さんが開いたお店は10年以上繁盛し続けており、ビジネスは大成功しているようですね。
ノリ・ダ・ファンキーシビレサス(42歳)
メンバー最年少のノリ・ダ・ファンキーシビレサスさんは、ダミ声パートを歌っている人というと分かりやすいかもしれません。彼はなんと、プロレスラーとしてデビューしたり農場で働いたりと、様々なことにチャレンジしながらそのすべてを楽しんでいるそうですよ。プロレスは8年も継続し、引退時には特別セレモニーが行われるほどだったのだとか。
g-ton(48歳)
ドレッドヘアーが印象的だったg-tonさんは、「ココロオドル」が大ヒットした数年後、音楽の方向性の違いが生まれたことから、nobodyknows+を脱退しています。以降はソロで活動しており、ニューヨークを拠点に音楽活動を続けているのだそう。
アノ名曲が「THE FIRST TAKE」で帰ってきた!
nobodyknows+といえば「ココロオドル」。その名曲がなんと、2022年にYoutubeチャンネル「THE FIRST TAKE」で帰ってきたのをご存知でしたか?
懐かしのnobodyknows+ メンバー6人が揃い、和気あいあいと楽しそうに踊るその姿には、当時を思い起こすファンから感動のコメントが相次ぎました。途中、歌詞を間違えてしまう場面もありましたが、それも「THE FIRST TAKE」の醍醐味。ミスが起こるとメンバーはいっそう笑顔になり、「間違えちゃったけど、みんなで楽しもう!」とさらに場が盛り上がる、素敵な空気感に包まれていましたよ。この配信で、「ココロオドル」はリバイバルヒット。世代を超えて愛される歌となっています。
実は断っていた「THE FIRST TAKE」オファー
最初に、この「THE FIRST TAKE」のオファーを受けたのが、DJ MITSUさん。しかし、THE FIRST TAKEを知らなかったDJ MITSUさんは「ちょっとよく分からないので結構です」と門前払いしてしまったそうなんです。その後、念のためメンバーに聞いてみるも、誰もTHE FIRST TAKEの存在を知らず、このまま白紙になるかと思いきや、友人の娘さんなど若い世代から「絶対に出た方が良い」と後押しされ、「そんなに大人気チャンネルなら…」と渋々オファーを受ける形になったのだとか。そうしたら、動画公開からわずか1週間で570万回再生を突破するというヒットぶり。一番驚いているのはnobodyknows+ メンバーかもしれませんね。
脱退メンバーも収録に参加した理由とは?
音楽の方向性の違いによって脱退したメンバーg-tonさん。そういった理由での脱退は、どうしてもその後の関係が修復できないイメージがありますよね。しかし、nobodyknows+ メンバーは違いました。ニューヨーク在住のg-tonさんは、帰国するとよくnobodyknows+ メンバーと食事に行く仲なのだそう。そして、THE FIRST TAKE収録直前、DJ MITSUさんとお酒の席で、「僕も出ます!」と話がとんとん拍子に進み、一夜限りの再集結が叶ったのだそうですよ。
まとめ
かつてのトレンド音楽を創り上げた、ヒップホップグループの1つである「nobodyknows+」。今現在も解散などはしておらず、nobodyknows+として活動しながらも、それぞれが新たな事業に挑戦するなど、まさに”ココロオドル”毎日を楽しんでいるメンバーの姿が知られて、安心しましたね。脱退したメンバーも、THE FIRST TAKEではあの頃のようにグループに馴染み、nobodyknows+ メンバーは終始和やかな笑顔で歌を届けてくれました。今後さらなるメディア露出が期待される、かつての大ヒットヒップホップユニットnobodyknows+。現代の音楽社会に、大きな影響や爪痕を残していくに違いないでしょう。