いま大注目!メタバースの専門展が初開催「メタバース総合展」

いま大注目!メタバースの専門展が初開催「メタバース総合展」

近年はゲーム業界だけでなく、世界各国の大手企業がメタバースへ参入して注目を集めてきました。NFT(非代替性トークン)が世界的にも認められたこともあり、メタバース内のゲームアイテムや土地などがリアルマネーで売買できるようになったことも大きく影響しています。また、NFTの登場により、デジタルアートの所有権を確保できるようにもなりました。

このように、今やメタバースとNFTは様々な業界で注目を集めているのです。そんな中、次世代のインターネットとも呼ばれ、社会や産業の在り方を大きく変えると言われているメタバースを実現・活用するサービス・技術が一堂に出展する「第1回 メタバース総合展【秋】」が幕張メッセにて開催されました!

メタバースとは

メタバースとは、「Meta(高次元)」と「Universe(銀河系))を組み合わせた造語で「高次の別世界」という意味で用いられています。インターネット上に構築された3DCGの仮想空間のことを指します。

身近なメタバース体験

直近だと、9月にNTTドコモが実施した、東京・銀座にあるアートアクアリウム美術館GINZAの一部スペースに、アートアクアリウム美術館GINZAの世界観を表現したメタバースの体験コーナーを一般の人が体験できるよう設置しましたね。

こういったイベントも今後は相当数増えていくのではないでしょうか。メタバースもNFT未来の話ではなく、身近で体験できる時代から生活の一部になるのもそう遠い未来ではないようです。

メタバース総合展について

今回のメタバース総合展では、バーチャルプラットフォーム、デジタルツイン、AIなど、メタバースを実現・活用するサービス・技術が一堂に出展。メタバースでビジネスをしたい、企業の販促、経営・人事や小売、エンターテイメント、製造業、イベント関係者などあらゆる業界同士が直接商談することを目的に開催されました。

参加企業は?

メタバース総合展の名にふさわしく、東北大学などの大学をはじめ、リアルメタバースプラットフォームを提供する株式会社や日本ブロックチェーン協会など多岐にわたる出店で約250社が出店しました。

商談が目的ということで、一般に開放されたイベントではありませんでしたが、メタバース総合展は大盛況のうちに幕を閉じました。

同時開催イベントも大盛況

最新技術やサービスが集結するリアルな展示会であり、今回は「第3回 XR総合展」と「第4回 NexTech Week 秋」も同時開催されていました。

XR総合展は、メタバース、デジタルツインなど次世代を担う最先端VR・AR・MRが一堂に介し、コンテンツ制作、プラットフォーム、ハードウェアなどをその場で体験できるイベントでした。

NexTech Weekでは、AIやブロックチェーン、量子コンピュータの最新テクノロジーと、デジタル人材を育成するサービスが出展する4つの展示会で構成されていました。