長く続く漫画は日本に多くありますが、
いずれも、最終回は未定で、
中には作者が亡くなった後も、
引き継いで描かれることもあります。

ストーリーの終焉のない漫画といえば、
サザエさんやちびまる子ちゃんなど、
「家族もの」に傾向が多いですね!

そんな中西原恵理子さんの、
「毎日かあさん」も、
2002年から続いてる家族もの漫画、
そのストーリーは終わりがないと思われてました。

マンガ家の西原理恵子さんが毎日新聞で連載中の人気マンガ「毎日かあさん」が、6月26日付の同紙をもって16年にわたる連載を終了することが22日、明らかになった。同作は通算723回での終了となる。西原さんは、連載開始時に4歳だった息子が今春、大学に入学し、娘が16歳になったことで「このあたりで『卒母(そつはは)』して、新しいマンガを始めたい」と決意を固めたという。なお、西原さんは10月から毎日新聞で「毎日かあさん」と同様、週1回の新連載(タイトル未定)を開始する。引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170521-00000011-mantan-ent

まさかの2017年での「卒母」は、
多くのファンが悲しく思っていることでしょう。

「毎日かあさん」は子供が次第に成長して行く話なので、
サザエさんやちびまるこちゃんと違って、
長く話が描けないのが原因でした。

毎日かあさんが卒母

西原さんの「毎日かあさん」の卒母は、
多くのファンが悲しんでいると思いますが、
その話の内容はどのようなものなのでしょうか?

「毎日かあさん」は、西原さんの実体験を基に、2人の子供との日常生活や絆を描いたマンガで、2002年から毎日新聞の日曜朝刊で連載している。コミックスの発行部数はシリーズ累計で230万部を突破しており、09年にアニメ化、11年には実写映画化もされ、主演の小泉今日子さんが元夫の永瀬正敏さんと夫婦役で共演したことも話題になった。

西原さんは連載終了の理由について「お母さんが終わったからです。下の子も16歳になって、『あっ、お母さん終わった』って気が付いた。経済的な支援とかはまだ必要ですけど、それ以外はもう要らないな、と。子育て終わり、お母さん卒業、各自解散(笑い)」と説明。「すごいさみしいけれど、もう子どもに干渉しちゃいけないんだろう。私も後は自分の好きな人生を送らせてもらいます。だから『毎日かあさん』も終わり」と話している。引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170521-00000011-mantan-ent

西原さんの実体験をベースにした物語ということで、
これまでは西原さんのプライベートをベースに、
うまくは発想が浮かんでいたようですが、
毎日かあさんさんのお子さん自身も、
すでに大きくなっており、そのモチベーションが難しかったようです。

新聞欄の一部のコーナーでありながも、
多くのファンを抱えていた「毎日かあさん」なので、
この卒母によって、新聞を読まない方が増えそうです・・・。

コミックにしても売り上げが好調な作品だけに、
ここで終わらせるのは勇気がいるとおもいますが、
今までうまくかけていた理由を考えると、
このままダラダラ続けて駄作を出したくないという心境がわかりますね。

西原さんの人気漫画の完結と最終回のストーリーは?

母親としての理想像を描いた漫画は多くありますが、
「毎日かあさん」に関しては、妥協の多い母親像があります。

映画やドラマで見る親としての姿に、
重苦しさを感じていた方は、
「毎日かあさん」の中にリラックスを求めたことでしょう。

そもそも西原さんが「毎日かあさん」を描いた理由や、
良い作品を作れた理由を振り返って見るとぐっときます。

また、これまでの読者の反響を振り返って「私のだらしなくて、いいかげんな子育てを、『いいよね』って言ってくれた。みんなで慰め合ったという感じ(笑い)。今までは子育ては聖域だったんです。その像をちょっと私が崩したら、たくさんの女性たちが『そうだよね』って。それが先輩女性からも来たのがうれしかったです」とコメント。読者に向けては「汚い絵とヘタな文字で、特にご高齢の読者の、老眼の方、本当にすみませんでした。長いこと描いているんで、絵も字も上手になると思っていたら、なりませんでした。そこらへんすいません」「でも16年、幸せでした。みなさんで(連載を)守ってくださって、本当にうれしかったです」とメッセージを送っている。

さらに、新連載については「『卒母』した同じ女性の悩みや第二の人生を描きたい。女性にとって一番楽しい時期なんです。年いったおばさんたちの柔軟な人生を描ければ」と話している。引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170521-00000011-mantan-ent

今後、西原さんはおばさんの今後的な作品を書くことに意欲的なようです・・・笑。

16年も見守ったファンがいるということで、
西原さんと子供を持つファンとの絆も深いことでしょう。

西原さんは絵に自信がなかったということで、
目の悪い老人の方に、下手なことに罪悪感があったようです。

実際に「毎日かあさん」の絵を見て見ると、
全然うまいように見えるので、
そこはやはり漫画家としての意地的なことでしょうか?笑

今後の西原さんの作品も、
同じく新聞欄に出れば嬉しいですが・・・。

長く続いた楽しみが無くなるなんて、
ファンにとっては辛すぎます・・・。