今さら聞けない!TikTok発祥の最新流行語を調べてみた

TwitterやInstagramに次いで、今若者に人気のあるSNSがTikTokです。2022年にはダウンロード数がInstagramを抜き、世界で最もダウンロードされたアプリとなりました。若者に多く使われているTikTokは、多くの流行語やヒットソングを生み出しており、今のトレンドや流行のコンテンツは主にTikTokから生み出されていると言っても過言ではありません。そこで今回は、TikTokから生み出された流行語を紹介します。2020年の流行語から最新の流行語まで紹介していきますので、ぜひ最後までお読みください!

TikTok流行語2020

きゅんです

『きゅんです』は胸がときめいた時に使われる言葉で、「好き」という感情だけではなく「かわいい」や「うれしい」などの幅広い感情を表すことに使われます。『きゅんです』を生み出したのは、TikTokやYouTubeで動画を配信している『夜のひと笑い』という元カップルです。さらに、歌手のひらめが作詞作曲した『ポケットからきゅんです!』がTikTokで大流行したことも『きゅんです』がバズったきっかけとなりました。

時を戻そう

『時を戻そう』はお笑いコンビぺこぱのツッコミを担当している松陰寺太勇さんが、コント内で使用する言葉です。コントがオチまで終わった際、別バージョンのコントを披露するためにコントを冒頭まで戻す際に使われます。M-1グランプリ2019でこのフレーズが多く使用されたことで、『時を戻そう』は有名になりました。TikTokでは、昔の写真を使って今と昔を比べる「#時を戻そう」チャレンジが人気となり、多くのタレントやアーティストが動画を投稿しました。

やりらふぃー

TikTokでバズった楽曲『CHERNOBYL 2017』のサビの歌詞「Jeg vil at vi」が「やりらふぃー」と空耳に聞こえたことがきっかけでブームとなりました。この曲のMVで踊っている人たちがハイテンションなことから、パリピやチャラい人のことを『やりらふぃー』と表すようです。

TikTok流行語2021

モテすぎて草誘ってて森

TikTokerのなかねかなさんがTikTok動画内で歌うオリジナルソングが由来です。この動画は公開されてから1ヶ月で約700万回再生を突破し、動画内の音源を使用した動画が多くのユーザーによってTikTokで投稿され、一躍有名になりました。なかねかなさんはTikTokでバズったことがきっかけでメジャーデビューしたそうです。

超チルなラッパー

『超チルなラッパー』の元ネタとなったのは、「女子のあるあるネタ」や「JKネタ」などを投稿している「とびばこ」さんの投稿した動画です。「チル」とは「まったり」や「落ち着く」などの心がリラックスしている状態を表すような意味を持っています。「チルい」写真またはギャルっぽい写真に『超チルなラッパー』と付けて投稿されるようです。

TikTok流行語2022

それでは聴いてください、チグハグ

『それでは聴いてください、チグハグ』は、THE SUPER FRUITが「チグハグ」という曲をライブなどで披露する際に行う曲紹介の一部の言葉です。TikTokの動画では自分の身に起きた少しドジな話やチグハグなエピソードを話してから「それでは聴いてください、チグハグ」という言葉と共に、「チグハグ」の曲が始まるという大喜利動画がバズりました。

アーニャピーナッツが好き

マンガ『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』のキャラクターであるアーニャが、アニメ内で口にする言葉が元ネタとなっています。TikTokでは、「アーニャピーナッツが好き!」の音声に合わせて踊る動画が話題となりました。アーニャ自体はもちろん、アーニャの声や話し方がかわいらしいことがこの言葉がバズるきっかけになったのでしょうね。

最新のTikTok流行語

うちゅくしい・かわちい・ちゅき

「うちゅくしい」や「かわちい」、「ちゅき」の言葉は、ジッパーを上げる音や衣擦れの音などのASMRの要素が取り入れられたコーデ紹介動画に用いられています。今ではいろいろなクリエイターがこれらの要素を取り入れて、コーデ紹介動画を投稿していますが、元ネタとなるのはSleep Boyさんの動画です。そして、Sleep Boyさんの動画を真似てコーデ紹介を始めたTikTokerやクリエイターの方々によって「うちゅくしい」や「かわちい」、「ちゅき」などの言葉は生み出されているようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はTikTokから生み出された流行語を、2020年の流行語から最新の流行語まで紹介していきました。どこかで聞いたことがある馴染みのある言葉や、全く聞いたことが無く知らなかった流行語まで様々だったのではないでしょうか。これからも多くのトレンドや言葉がTikTokから誕生しそうですね。ぜひTikTokで今の流行りをチェックしてみてください!